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2021/12/23(木)

ルックスオティカファクトリーツアー

ルックスオティカジャパンに声をかけてもらって、ルックスオティカグループ福井ショールームイベント・福井めがね工業ファクトリーツアーに参加して来ました。3日間で21社、1日7社20名限定のイベントです。




ルックスオティカはイタリアにある世界最大の眼鏡企業。
福井県鯖江市にあるルックスオティカグループ福井ファクトリーは、世界に6ヶ所ある工場の1つで、グループ企業である「福井めがね工業」の新工場です。

ルックスオティカグループは圧倒的なブランド力を持った企業で、オプティックコイズミの主要な取り扱いブランドである OAKLEY(オークリー)Ray-Ban(レイバン)等も同社の手掛けるブランドです。

福井めがね工業は創業50年を超えるフレームメーカーで、チタンフレーム製造では定評ある会社です。以前からルックスオティカグループの手掛けるブランドのチタンフレームをOEM生産していましたが、その確かな技術力を認められ、ルックスオティカのグループ企業になりました。今後『Made in Japan』チタンフレームの生産をさらに拡大していくために、今回の新しい工場が作られました。



この工場にはショールームとミュージアムも併設されているのですが、ルックスオティカの工場の中で両方の設備を備えたところは、イタリア本社と日本だけだそうです。海外からの取引先を招待するための設備だそうです。

ショールームの外周には日本庭園も造られ、とても良い雰囲気です。内装の「和」の雰囲気と共に、海外からのお客様にも喜ばれそうです。





ミュージアムの様子。
奥の障子に囲まれた部分がデザイン部門のオフィスですが、流石にここは非公開でした。



ショールームやミュージアムはもちろん、工場自体もすべて見せることを前提に作られているため、ガラス張りの工場内は通路も広く、ゆったりした空間に整然と工作機械が並べられています。
案内していただいた工場の方が特に強調していたのが、従業員の安全と作業環境への配慮です。工作機械の安全装置はもちろん、工場内ではどうしても避けられない粉塵の飛散や油なども極力出さないように設備が整えられています。実際に工場内を見学して歩いていても通路の床が磨いたばかりのような清潔さでした。

工場内は撮影禁止なので画像がないのですが、一枚だけ撮らせてもらったのが、プロトタイプの工房です。プロトタイプの製作をこの部屋の中ですべて行えるという工房もまさにショールームです。


白と黒のイメージで統一するため、工作機械を全て特注で塗り直させているほどです。
この日も二人の熟練の職人さんが作業していました。5倍に拡大して作った二次元の型板から、原寸大の三次元のパーツを削り出す作業をしていたのですが、現在のデジタル化されたマシンでは、手直しも一々プログラムを書き換えなければならないところを、この工房の機械では縦・横・高さを職人さんの手作業で調整して削り出してしまうため、かえって効率が良いそうです。

同じようなことは実は工場の中でもありました。フレームを組み立てる治具を工場の中で作っています。当然、フレームはそれぞれ形が違うため専用の治具を作るのですが、そのための切削機も、現在のデジタル化された物よりも、職人さんの手作業によるアナログな機械の方が精度が出るそうです。そして、これも最近はよく聞く話ですが、そうした手作業を生かせる工作機械が現在では手に入らないそうです。この工場でもそうした機械は大切にメンテナンスしながら使っているそうです。

こちらの工場はまだ敷地の半分程度しか使っていません。今後、現在は外注しているメッキのラインや、プラスチックフレームのラインなども含め、さらに生産を拡大していくそうです。

全く新しいタイプのフレーム工場を見せてもらって、興味深い一日を過ごすことが出来ました。

社員食堂のイメージです。


帰りは鯖江の駅から、サンダーバードに乗って帰って来ました。

カテゴリ:その他